事業再構築補助金は来年も継続か!
事業再構築補助金
どうやら2024年も延長しそうな気配です。
いくつか理由はあるのですが
まずは2023年10月11日に財務省から発表された
データで見てみたいと思います。
中小企業の部分について
主な内容をまとめると以下のようになります。
- コロナ対応の補助金や融資は見直しが必要
- 事業再構築補助金5600億円が未消化
注目すべきは事業再構築補助金が5600億円も未消化になっているという点です。
現状の事業再構築補助金は3か月に1回審査採択が行われており過去10回で1兆8千億円が消化されています。
平均すると1回あたり1,800億円の消化。
5600億円を従来の方法で消化するならあと4回の審査採択が必要です。
よって、2024年に4回は
事業再構築補助金が募集される計算になります。
形やルールが変わるとは思いますが事業再構築補助金は続くと思われます。
中小企業の省人化・ロボット導入に新補助金
もう一つのニュースは
中小企業の人材不足を解消するための新たな補助金が予定されていることです。
10月16日に日本経済新聞が報じています。
以下、部分的引用
政府は中小企業のロボット導入など
省人化に向けた設備投資を後押しする。
月内に策定する経済対策に支援策を盛り込み、
2023年度中の実施をめざす。
人手不足に対応、企業の生産性向上を通じて
賃上げの拡大につなげる。
(以下略)
詳細はこれから決まるようですが
人材不足の解消や賃上げは政府の最大のテーマ
介護、飲食、宿泊といったサービス業や製造業など幅広い業種が対象となる予定。
岸田文雄首相も先だっての方針演説で繰り返し
「賃上げ、生産性向上」をうたっています。
どのような補助金になるか?????
詳細が出たら追ってご案内します。
投資する余力を持つこと
今日のまとめです。
補助金はあくまで「事業の補助」です。
投資した金額の2分の1、又は3分の2を補助してくれますが
残りは自己負担です。
また、事業を立ち上げの運転資金も別途かかってきます。
だから
補助金の金額以上の自己負担を覚悟する必要があります。
皆さんはいかがでしょうか?
投資する余力はありますか?
自分の会社がいくらまでなら投資できるのか?
適正な投資はいくらなのか?
そうした計算をする必要があります。
シャイン総研では
それぞれの会社の規模や財政状況に応じて
「投資を含めた中長期の事業計画」
を一緒に考えるお手伝いをしています。
興味がありましたらお問い合わせください。
「働き方改革のための人材投資を!」
一緒に考えていきましょう。