今月末をもってコロナ融資が終了と報道されています。
国が金利を負担するという実質金利ゼロの融資です。
コロナ融資は2020年3月から約2年半にわたり実行されてきました。
コロナ融資の終了を機に金融機関の融資の姿勢も
大きく変わっていくでしょうね。
簡単に言うと
「貸さなくなります」
一方ではロシアのウクライナ侵攻を機に世界的なインフレが加速しています。
世界各国が金融の引き締めに入ります。
そうすると近い将来景気は失速、コロナバブルは崩壊するのではないかと思います。
「コロナバブル崩壊」
景気が失速
株価は暴落
金融機関の融資も
さらに出なくなるでしょう。
あなたの会社、備えは万全ですか?
コロナバブル崩壊に備える!3つの対策
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そこで今日のメルマガでは
「コロナバブルに備える!3つの対策」
というタイトルでお届けします。
これから紹介する3本の矢は私自身が自分の会社で心掛けていることです。
従業員数十名の会社ですから大企業や数百名規模の中堅企業では当てはまらないこともあると思います。
従業員100名未満の中小企業というくくりでお考えいただければと思います。
①固定費1年分の現金を持つ
まず一番大事なことは現金を持つことです。
この先バブルが崩壊して
売上が大きく減少しても
生活していけるだけの現金を持ちましょう。
目安は固定費の1年分です。
固定費というのは人件費や家賃のこと
例えば従業員15名で給料が毎月600万
(役員報酬や社会保険含む)
家賃や水道光熱費が毎月400万かかる場合
固定費は600万+400万=1,000万
その1,000万の12か月分の現金を持つことを
お勧めします。
1,000万×12か月=1億2,000万
さてあなたの会社固定費は月いくらですか?
固定費の何か月分の現金を持っていますか?
足りなかったら金融機関から融資を受けるのも必要かと思います。
融資を受けるなら今のうちです。
②タンクロを実現する。
二つ目は「タンクロを実現する」です。
タンクロとは単月黒字のことです。
コロナ感染症で売上が下がってしまった企業様
たくさんあると思います。
売上下がるのはしょうがない。
でも単月で利益が出る工夫をしてほしい。
単月で黒字が出ていればまだ生き残る方法はあるからです。
「コロナで売上下がったから」
といって赤字でいいのは昨年くらいまで。
今年も単月赤字が続いているようだとそれは危険信号です。
何が赤字なのか?
赤字の原因を突き止めて対策を打ちましょう。
極端な話
売上半分になっても
黒字になっていればOKだと私は思います。
③ 会社の数字を社員と共有
3つ目は、会社の数字を社員と共有することです。
赤字会社の多くは社長が1人で何とかしようとされています。
しかしです。
社長一人でできることには限界があります。
経営の神様と言われる故稲盛和夫さん
アメーバ経営という仕組みを作って
「日々の採算をつくる」という言葉を掲げ
毎日「売上と利益」を社員に作らせています。
社員ひとりひとりが
「今日の私たちの仕事は利益が出たのか」
を確認できるようになっています。
会社を支える社員ひとりひとりが
「今日の仕事で利益を出そう」
という意識で働く会社になっています。
中小企業でもぜひ見習いたい経営手法です。
今日のまとめ
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最後になりますが皆さんにお勧めの勉強会があります。
私が尊敬する三條慶八さんの勉強会です。
タイトルは
「コロナ危機突破術セミナー」
です。
今週土曜日は東京で来月は大阪で開催されます。
新聞やテレビでは決して聞くことができない
政治や金融の裏事情を聞くことができます。
下記のリンク先から申し込むことができます。
勉強会の詳細はこちらから
私も今週土曜日は参加します。
「コロナバブル崩壊への備え」
「コロナバブル崩壊後の金融政策」
を一緒に学んでみませんか?
今回は以上