感動のサービス「つるとかめ」
おはようございます。
先週金曜日に
女性だけの板前さんで有名なお店
銀座の割烹料理店「つるとかめ」を訪問しました。
女性の板前さんだけのお店です。
女性だけの板前さんのお店、珍しいですよね。
なぜなら・・・
和食の世界というのは「男の世界」とも言われ
修行が厳しいことで有名な業界。
朝早くから料理の仕込みが始まり
お店が終わるのは夜中12時くらい・・・
体力と精神力がないと続かない業界です。
結果、板前のほとんどが男性。
それが和食の業界だと言われています。
そんな厳しい業界の中で
20代~30代前半までの
「女性の板前さん」だけで切り盛りする
感動のお店を紹介したいと思います。
感動のサービス
料理の技術もさることながら
そのお店のサービス精神に大変感動しました。
今日は二つ紹介したいと思います。
①お酒を注いでくれる板前さん
私は板前さんを目の前にする
カウンターに座ることになりました。
目の前には28歳の女性板前さん。
目の前で「鱧の骨切り」など
板前さんの腕前を存分に見せてくれます。
そんな板前さんが突然
包丁を止めて笑顔でテーブルのグラスをのぞき込んで
「お酒、お代わりはいかがですか?」
と声をかけてくださいました。
おススメの日本酒を頼むとなんと板前さんが自ら
カウンター越しにお酒を注いでくれるではありませんか!。
女性のかわいい板前さんが
まさか自らお酒を注いでくれるなんて……。
普通の割烹料理店では
板前さんがお酒を注いでくれることはありません。
なぜならそれは「板前の仕事」ではないからです。
板前さんは料理を作るのが仕事であり
お酒を注ぐのが仕事ではないからです。
②誕生日を歌で祝ってくれる板前さん
「感動したサービス」について
お料理も終盤に入ってきたところで
今度は何やら板前さんが
全員カウンターの前に整列しました。
「何が始まるんですか?」
と私が聞くと
「はい、お楽しみにしておいてください」
と板前さんが笑顔で答えてくれました。
それから数分後
板前さんのフルコーラスが始まったのです。
お客様の誕生日を祝う歌でした。
その歌は
中島みゆきさんの「糸」でした。
なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らないどこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 二つの物語(後略)
板前さんが6人で
ハモりながら熱唱してくれたのです。
感動で胸がジーンと熱くなりました。
実はこの板前さんたち
月に2回、プロの歌の先生から
歌を教えてもらっているそうです。
普通の割烹料理店では
板前さんが誕生日を歌で祝ってくれることはありません。
なぜならそれは「板前の仕事」ではないからです。
板前さんは料理を作るのが仕事であり
歌を歌うのが仕事ではないからです。
今日のまとめです。
銀座の割烹「つるとかめ」に伺って
常識を破る板前さんと出会うことができました。
料理に対する厳しい訓練はもちろんですが
それに加えてお客様をおもてなしすることを
第一に考えて仕事をしている。
今までの板前さんにはなかった
常識を打ち破るお店だなと感動しました。
私自身もシャイン総研という会社で
「常識を打ち破るコンサル会社を創りたい」
と考えています。
例えば経営コンサルの会社で
①未経験者の若手のみを採用し教育する
②補助金採択後、5年間をフルサポートする
③スタッフ全員で雑談朝礼をする
といったことはおそらく
他のコンサル会社ではやっていないことだと思います。
皆さんの会社はいかがでしょうか?
「常識を打ち破る感動のサービス」
一緒に目指していきませんか!