インフレが止まらないですね。
ガソリン代に電気代
輸入建材に輸入食材
身の回りのものがどんどん値上がっています。
しかもこの流れは世界的な流れ
しばらくは止まりそうにないですね。
そして中小企業にとってはさらに
人件費の高騰と人材不足が追い打ち・・・
本当に厳しい時代がやってきました。
そうした状況を踏まえ今日のメルマガでは
「逆境を味方にしたTさん」
というテーマでお送りしたいと思います。
リーマンショックで倒産の危機・・・
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私が創業当時の2012年
リーマンショックで倒産の危機にあいながら、見事克服して大成功したTさんの事例を紹介したいと思います。
自動車用部品の製造を行っていたTさん
リーマンショックを機に国内の自動車メーカーからの部品製造はすべて海外の工場に行ってしまいました・・・
Tさんの会社は売上が激減
資金繰りが回らないため、金融機関からの借り入れに頼っていました。
しかしです。
3年連続で赤字が続き金融機関からの融資を断られてしまったのです。
顧問の税理士さんに相談
社員から預かる社会保険料を滞納
その金額は1000万円近く・・・
大変な状況の中で相談を受けました。
逆境を味方にする
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しばらく決算書を拝見した後
私はTさんにこうお話をしました。
もし社会保険料未納のままで
決算を迎えることになると
金融機関の融資は不可能になります。なぜなら社会保険料は
金融機関から見たら税金と一緒
税金を滞納する会社に
金融機関は融資できません。だからTさん
もう最後の最後です。
このまま決算を迎えたらあとがない。もう一回金融機関に挑戦しましょう。
私が事業計画手伝いますから!
その後、Tさんと一緒になって必死に事業計画を作成しました。
そしてその事業計画をもって
金融機関に交渉
何とか融資をいただくことができました。
無事資金繰りのピンチを脱することができたのです。
それからです。
Tさんは奇跡的に業績を回復していきます。
資金繰り改善のために脳みそに汗をかいて作成した事業計画が当たって売上がドンドン伸びていったのです。
「逆境を味方にした」Tさんは、その後も順調に事業を伸ばし今では第2工場、第3工場を増設売上は3倍以上に拡大することができました。
Tさんは当時を振り返ってこうお話をしてくれました。
石川さん
あの時の融資が無かったら
今のうちの会社はなかったかもしれん。
本当に助かりました。もう命の恩人ですわ!
石川さんとは
死ぬまでお付き合いしたいと思ってます。
ありがとうございました。
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ここ1、2年で経営状況が大きく悪化相談に見えられる方が増えています。
創業融資2000万を受けて訪問看護事業所を立ち上げたものの半年で資金繰りが厳しくなったTさん
コロナで主力顧客の化粧品メーカーからの化粧品容器の塗装の仕事がゼロになり1億の借金返済に奔走するSさん
コロナで主力の旅行業の売上が7分の1に事業再構築補助金を使って人生最大の「1億の投資」を決断した60代のご夫婦
多くの方が逆境に立ち向かって頑張っておられます。
この場を借りて、そうした経営者の皆様にメッセージを贈りたいと思います。
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逆境に立ち向かう経営者の皆様へ
今目の前に立ちはだかる逆境をぜひ味方にしてほしいと思います。
そのためには逆境をコロナのせいにせず逆境を従業員やお客様のせいにしないこと。
金を貸さない金融機関のせいにしてもいけません。
他人と過去は変えることができません。
変えることができるのは自分と未来だけです。
逆境を自分の知恵で跳ね返すために
「脳みそに汗をかいて事業計画を作る。」
そしてその事業計画で周りに味方(人)を増やしていく。
経営者は一人で悩んではいけません。
もし「このままだとやばいよなぁ」
と思う方は早めにしかるべき人に早めに相談することです。
当社ではそうした経営者様の相談を初回無料でお受けしています。
皆さんの身の回りで
「このままじゃヤバいよな」
という経営者様がいましたらこのメルマガを教えてあげてください。