不可能を可能にした鍼灸師Aさん

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不可能を可能にした鍼灸師Aさん

メインバンクの手のひら返し・・・

4月のある日
鍼灸師Aさんの所へD銀行の担当Hさんがやってきました。

Aさん、すみません。
今まで進めてきた（2400万の）融資の件ですが
急で申し訳ないですがお断りさせてください。

Aさんは突然の連絡に唖然とします。

なぜならそれまでD銀行は
「融資は当行にお任せください」
という姿勢だったからです。

突然の手のひら返し。

実はAさんは鍼灸師さん。
「鍼灸師が指導するパーソナルトレーニング」の事業計画を策定し見事補助金に採択。
2400万の設備投資を行う予定だったのです。

「融資がなければ事業は中止・・・・」

「補助金も残念ながらキャンセル・・」

絶体絶命のピンチでした。

金融機関に飛び込み営業！

Aさんから連絡受けてすぐに二人三脚で融資の再挑戦を応援することにしました。

その後、Aさんと何度もZOOMを行いながらD銀行さんに再交渉してみました。

しかし結果は×（バツ）でした。

そこでAさんにこうアドバイスしました。

Aさん

Ｄ銀行は今の担当者では難しそうですね。

金融機関は人（ヒト）で変わります。

どこの金融機関に頼むかより誰に頼むかの方が大事です。

Aさんの知り合いで
金融機関の支店長とかいらっしゃいませんか？？

もしいらっしゃれば
その人からあたってみましょう。

Aさんに金融機関の知人や友人をあたってもらいました。

しかし結果は×（ダメ）でした。
知人友人は誰もいません。

金融機関の入り口がないと融資交渉を進めることができません。

「これはダメかもしれないな・・・」

そう感じていた矢先のことです。

Aさんはなんと

飛び込み営業を始めたのです。

金融機関の相談窓口に片っ端から電話して応援してくれる人がいないか探す行動に出たのです。

以下あたった先です。

・T銀行
・N信用金庫
・O信用金庫
・県の産業振興機構
・県の産業振興財団
・商工会議所
・自民党県連本部
・金融庁相談窓口
・関東経済産業局
・中小機構

などなど

ほとんどの機関から断られました。

その中でたった1人だけ

Ａさんの話を聞いてくれる人が現れたのです。

Ｎ信用組合のＭさんでした。

一生懸命事業の話を聞いてくれたのです。

Ａさんはわらをもつかむ思いでＭさんに交渉を始めました。

そこから長い戦いが始まるのです。

N信用組合のMさんだってもちろん初対面で飛び込んできた人にいきなりお金は貸してくれません。

そこで、Aさんと二人三脚で20ページにも及ぶ金融機関向けの計画書を作り何度も何度も訪問しました。

「Ａさん！やるしかないです！」

私たちシャイン総研も訪問の前にはＺＯＯＭ会議で戦略を打合せし訪問当日は弊社スタッフが新幹線で出張、訪問同行も行いました。

Ｎ信用組合だけでなく、保証協会や日本政策金融公庫にも何度も訪問して計画を一生懸命伝えました。

交渉はおよそ3ヵ月かかりました。

そして先週
ようやく融資の決定のお知らせが
届いたのです。

奇跡的な大逆転劇でした。

Ａさんからのメッセージを
ここで紹介します。

石川さん

4から5月はホントに
『ゴールに辿りつけなかったらどうしよう？』
って本気で思いました。

県内全ての金融機関に確認しても
全く進まなかったので・・・笑

この1～2週間落ち着かなかったのですが、
電話もらって安心しました。

皆さまのサポートがなければ
ここまでこれなかったと思います。

なんだかいろいろ込み上げてきて
テンパってます。

皆さんのお力で土俵にあげてもらったんで
しっかり結果出していきたいと思います。