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倒産した社長1003人のアンケートから学ぶ
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これを執筆しているのは 2023年の5月5日なので
ちょうど子供の日、祝日ですね。

世の中はゴールデンウィーク真っ只中です。
飲食業や宿泊業の方は稼ぎ時ですね。

人出に関しては 今年はコロナ前に戻る勢いだとか。
素晴らしい数字になることをお祈りしています。

さて今日は
倒産した社長1003人のアンケートを題材に

「どうしたら倒産を防ぐことができるのか」
「どうしたら会社が成長し続けられるのか」

というテーマで書いてみたいと思います。

倒産した理由ランキング

まずは以下に株式会社YKプランニングが行ったアンケート調査結果を抜粋します。

直近10年以内に倒産経験がある経営者(元経営者)を対象に、「企業の倒産理由や原因」に関する調査を実施しました。

何が原因で倒産した方が多いのでしょうか。
倒産した原因について聞いてみました。

1位:販売・客足の低下(49.8%)
2位:原材料の高騰や供給不足(19.7%)
3位:売掛金の回収不能(18.2%)
4位:人手不足(17.7%)
5位:怠慢経営のしわよせ(14.3%)

と続きました。

倒産した理由をみて皆さんはどう感じましたか?

私はこう感じました。

「自分でコントロールできない外的環境が多いな」

ということです。

コロナ感染症による売り上げ不振や円安による食材原価の高騰などなど外的環境は自分ではどうしようもないですよね。自分ではどうしようもないですよね。

人材不足だって同様です。
少子高齢化で日本の中小企業全体が人材不足になっています。

こうした外的要因は経営者1人で解決しようとしても限界があると思うのです。
それでは倒産しないためにはどうしたらいいのか?

倒産を防ぐにはどうするか?

倒産を経験した社長1003人にもし時間を巻き戻せるなら
「どうしたら倒産を防げたと思うか」
というアンケート結果を紹介します。

1位:不測の事態を考慮した内部留保(貯金)(38.5%)
2位:行き当たりばったり経営でなく計画的な事業の推進(30.0%)
3位:早めの決断(新事業への転換、不採算事業の撤退)(25.0%)
4位:顧問税理士・会計士に早めの事前相談(12.2%)
5位:事業の一部売却による資金化(12.0%)

と続きました。

社長の最大の仕事は危機管理

今日のまとめです。
私は社長の最大の仕事は危機管理だと思います。

「飲食店が美味しい料理を作る」
「製造業が素晴らしい製品を作る」

といった
「社長が良い仕事をする」というのは当たり前です。

それより大切なのは社長自身が率先して

①会社として十分な貯金を持つ
②将来を見据えた事業の再構築
③早めの決断(選択と集中)

を実践していくことになるかと思います。

社長の皆様!
新しい時代に向けてぜひ頑張って行きましょう。