フレンチの料理人のうどん店

今回紹介する飲食店はうどん専門店
店主はSさん。
もともとはフレンチの料理人
レストラン、弁当店経営などを経て
45歳で一念発起してうどん店を開業
開業して20年余り・・・
地域では行列をなす人気店。
グーグル口コミでは県内のうどん店で2位!
一番人気は唐揚げカレーうどん
カレーうどんで1日100杯以上注文が入ります。
しかしです。
お店は赤字続きでお金が回っていませんでした。
そこで店主のSさんに、
こうお話をしたのです。
Sさん
うどん店を開業して20年ということですが
20年でいくらお金を稼ぎましたか?仮に月商300万として年間3600万
10年で3.6億、20年で7.2億です。うどんだけで7億円を稼いでいます。
すごい数字ですよね。しかしです。
そのお金は今どこに行きましたか?
決算書を見る限り7億のお金は残っていません・・・・
そこで私はSさんと一緒に
経営改善に取り組むことにしたのです。
半年で劇的改善!営業利益7倍に!

4月から経営改善に取り組みました。
赤字脱出のためにまずやったことは働き方改善でした。
1)営業時間の短縮(11時間営業→8時間営業)
2)店休日の増加(月1日休み→週1日休み)
3)メニューの削減(7ページ→1ページ)
などなど
とにかく「やらないことを決める」ことから
スタートしたのです。
店主のSさんから不安の声が出ました。
なぜなら上記の3つはすべて
「売上が減ってしまう」ものばかりだったから。
営業時間を減らして、
休みを増やして、
メニューを減らす・・・・
売上が減ってしまうけど大丈夫なのか・・・・
店主のSさんは心配しました。
確かに最初は試行錯誤の連続でした。
しかしです。
働き方改善に取り組み続けた結果
秋口から劇的に状況が変わってきました。
祝日(11/3と11/23)の11時~15時の売上
時間当たりにするとこうなります。
【改善前】15,367円/時間
【改善後】23,487円/時間(前年比1.52倍)
売上で1.52倍になりました。
補助金を使わずに
働き方改革を実践することで
赤字経営を脱出することができたのです。
人材不足の今日において
「働き方改革で経営改善」は
すべての業種に当てはまる内容かと思います。
働き方改革をお考えの経営者様、経営幹部の皆様
ぜひお問い合わせください。