実は私どもの会社では
この1年くらいで
日報の書き方が大きく変わり
会社の雰囲気も大きく変わりました。
「日報が変われば会社が変わる」
イメージしにくくて
意味が伝わりにくいかもしれませんが
これは実話です。
皆さんの会社でも役立つかもしれません。
日報は誰のために何のために
皆さんの会社では「日報」って書いていますか?
もし書いているとしたら
どんな内容の日報を書いていますか?
そしてそれは
誰のための何のための日報ですか?
社員が自分の仕事をアピールするためですか?
それとも
上司が部下を管理するためでしょうか・・・・・
たしかに日本の多くの会社では
仕事の終わりに日報を義務付けています。
私自身もサラリーマン時代は
日報を書いていました。
というか正確に言うと
日報を書かされていました。
「日報なんてなければいいのに」
「面倒くさいからコピペでいいか」
サラリーマン時代の私は日報が何のためにあるのか全くわかりませんでした。
だから書くのが苦痛でしかなかったのです
皆さんはいかがでしょうか?
日報って誰のために何のために書くのが良いと思いますか?
意識が変われば日報が変わるかも
ここ最近ですが当社の中で
日報を見ていてとても成長を感じる社員が何人かいます。
例えば社員のXさんの先日の日報を紹介します。
【所感】
補助金の申請(自分の担当案件)が完了しました。
どうお客さんに動いてもらえるかということですが、
(お客様に動いていただくために)
自分の背筋をもう少し伸ばそうと思います。
【成果】
返済予定表の見方がうまくなりました。
融資の計画をどんどん書いていきたいです。
(仕事に対する)背筋を伸ばすために
⇒やっぱりもう少し先までスケジュール管理することが必須です。
Xさんは20代の男性
入社して2年余り
入社したころはどんな日報だったかなぁ・・
ふと気になってXさんの日報を探してみました。
象徴的な日報を紹介します。
各位
お疲れ様です。Xです。
(2021年)10月13日(水)
業務内容
添付ファイルに記載
【所感】
疲れました。
お客様に訪問して電話したら1日が終わりました。
(後略)
何とコメントが2行でした(^^♪
疲れました。
お客様に訪問して電話したら1日が終わりました。
今考えると衝撃的な内容ですね。
日報が変われば成果が変わるかも
Xさんは最近仕事に向き合う姿勢が変わってきました。
その証拠に12月の賞与における業績評価は
12人のメンバーの中でダントツの80点を突破。
入社したころはほぼ一番下でした。
働く姿勢が本当に良くなったと思います。
Xさんが成長した一番の要因は
意識と日報が変わったことだと思います。
意識というのは目に見えませんが
日報はその人の意識が文章という形になる。
だから意識が変わると日報が変わる。
そして日報が変わると行動が変わる。
行動が変われば成果が変わる。
そういう善循環になっている気がしました。
日報は自分の意識を変えるために書く
今日のまとめです。
私自身
「会社を変えたい」「社員の意識を変えたい」
と思うのであれば
日報を書く目的を
「自分の意識を変えるために書く」
にするといいのでないかと思っています。
ほとんどの社員は
「自分をもっと成長させたい」
と思っています。
社員が成長するために大事なことは意識が変わることかなと思います。
日報というのは
目に見えない意識を形にすることができます。
だから日報を
「社員の意識を変えるための道具」をすれば
良いのじゃないかなと思います。