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借金をして実質無借金経営を目指す
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話題のゼロゼロ融資を賢く使う

おはようございます。

テレビや新聞で

中小企業向けの融資制度として

ゼロゼロ融資が大々的に報道されました。

ゼロゼロ融資とは

そもそも

ゼロゼロ融資とは

どんな融資のことを言うのか????

記事を紹介します

コロナ禍で

売り上げが減少した企業の資金繰りを支援する

実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」は、

2020年3月から始まり、

これまでの融資総額は42兆円に上っています。

民間の銀行や信用金庫などから3年間、

融資を受けている企業の返済が

今年7月以降本格化することから、

経済産業省では

企業の新たな借り換えを保証する制度を

1月10日から始め、

資金繰りへの支援を継続させる方針です。

(後略)

金融機関の誘いの手に注意!?

今回のゼロゼロ融資

一番得をするのは誰か

おわかりでしょうか?????

表向きは

「資金繰りがひっ迫する中小企業」

と報道されていますが

一番得をする人は実際は違うのかなと思います。

誰が一番得をするのか!

それは金融機関です。

なぜなら

金融機関はこの制度を使って

ノーリスクで融資を行うことができ、

本来企業側が負担すべき支払利子を

全部政府が負担してくれるからです。

もし仮に

私が金融機関の支店長だったらこう言います。

新聞テレビで報道があったように

1月10日からゼロゼロ融資が始まった。

今日から3月末までの2か月余り。

ゼロゼロ融資を前面に出してクライアントをまわろう。

各課は

3月迄の残りの予算を早急に確認して

各課長はこの2か月の行動目標を再度設定するように!

特に予算を達成していない課は

あと2ヵ月間、

ゼロゼロ融資を使って今年度の目標を絶対に達成しよう!

(以上、私が支店長だったらの想定問答)

このように

3月末は金融機関の決算です。

残り2ヵ月で

各金融機関はゼロゼロ融資を使って

積極的に融資を勧めてくるでしょう。

しかし

それは残念ながら中小企業のためではなく

金融機関の決算のため

個々人の金融マンのノルマ達成のために

ゼロゼロ融資が使われるでしょう。

だから

私たち中小企業経営者は

決して金融機関の言いなりになってはいけない!

そう思います。

借金をして実質無借金経営を目指す!

今日のまとめです。

今回政府が発表したゼロゼロ融資を

ぜひ賢く使ってほしいと思います。

今回のゼロゼロ融資は

自社の経営体質を抜本的に変えて行く

最高の道具になると私は思います。

最後になりますが

当社では今年から

「借金をして実質無借金経営者を目指す」

計画策定と実行を支援する

専門チームを作ることにしました。

専門チームでは皆さんの会社の参謀となり

ゼロゼロ融資を活用して実質無借金経営を目指します。

1)現状分析:現状のキャッシュフローの課題を分析

2)計画策定:抜本的な経営改善プランを二人三脚で策定

3)資金調達:ゼロゼロ融資を金融機関に逆提案(月々の返済を軽減!)

4)伴走支援:事業が成功するまで伴走支援(最大3年間)

のサポートを行います。

ゼロゼロ融資はおそらく今回が最後です。

最後のビックチャンスです。

この機会を見逃さずに

ゼロゼロ融資を賢く使って

実質無借金経営に挑戦しましょう。

を今回は以上です。